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2023年10月号テルミ通信online

TERUMI通信

これからの不動産経営の為のマーケティング TKコンサルティング 黒岩 一美

築古物件再生、自社施工物件多数あります!お気軽にお問い合わせください。

みなさんこんにちは。最近の不動産賃貸経営には、マーケティングの考え方が重要になっています。一口に、マーケティングと言っても非常に幅が広く、古い経済学的なマーケティングもあれば、行動経済学、心理学的マーケティング、WEBマーケティングなどあらゆる角度からアプローチしたマーケティング理論が存在します。

今回はできるだけ解りやすい内容で不動産賃貸経営に関係の深い部分をご説明していきたいと思います。

まずはじめにどんな顧客がターゲットなのか?具体的にしぼり込んでいくことが最も重要になります。その為には、これからの日本経済がどの様に変化していくのか予測し、仮説を立てなければなりません。大きな変化としては、経済安全保障という新しいテーマが注目されています。アメリカと中国の対立により、軍事技術に大きな影響を与える最先端技術の輸出管理を徹底するという事です。それは、これまで20年間拡大してきたグローバル経済と真逆のブロック経済を意味します。そして、ブロック経済はこれまでのサプライチェーンの見直しによる既存のビジネスモデルの変化と、インフレによる物価上昇を引き起こします。これは今、世界中で現実のものとなっています。

次の大きなテーマとして急速な社会のデジタル化です。今話題の生成AI技術の発展により、社会全体が大きく変化しています。これからの経済はリアルなアナログ経済とデジタルのヴァーチャル経済がパラレルに同時進行していく世界になることは確実です。経済安全保障とも関係性が深いことですが、AI技術、最先端半導体、web3.0データネットワーク、サイバーセキュリティなどは軍事技術ともつながります。

この様に経済の未来予測をしていく為には、世界の経済の方向性、地政学的分析、テクノロジーの進化と発展、その世界の中での日本の立ち位置と優位性、経済構造の特性、更に日本の経済成長における経営資源、独自技術などを分析し、今後の労働市場における賃金、GDPなどを考慮して、可処分所得や消費性向、住居費比率などを分析していくと、不動産賃貸経営におけるターゲット設定や商品企画、設計やデザインが具体的にはっきりと見えてきます。

実際には、更に複数の分析アプローチからマーケティング活動を行っているのですが、全てをご紹介していると、きりがなくなってしまうのでここらへんで止めておきこれらのマーケティング理論から導き出される、埼玉県における不動産賃貸経営の方向性として、20代~30代のZ世代向けの賃貸住宅が非常に有望であると一つの答えにたどりつきます。

理由として東京の不動産はあらゆる角度から見ても、人気は上昇し、海外からの投資も増加し続け、価格が高騰し賃料も上昇していきます。その様な状況において、埼玉はベットタウンとしての特性が強くなります。また、日本はこれから人口減少の中で深刻な人手不足になっていきます。経済が成長し、インバウンドも拡大していく中での人手不足なので、必ず賃金は上昇していきます。但し、全ての人の賃金がまんべんなく上昇していくのではなく企業が欲しいと思う人材の賃金の上昇が優先されます。

では、企業が欲しいと思う人材はどんな人でしょうか?50代の部長さんや支店長さんでしょうか?違いますよね、これは誰にでもわかることだと思います。
これからの時代の変化、社会環境の変化、デジタル化社会への変化に柔軟に適応できる20代、30代の若い人達です。まずは、新卒の社会人1年生。仕事にも慣れて即戦力となる20代後半の転職希望者、30代前半でスキルを身に付けた現場のリーダー。

この様な人達の賃金が上昇していくのは当たり前です。なので、これからの企業が必死に募集する、この様なターゲット層に対して、好まれる上質な賃貸住宅を提供することが非常に有望な戦略の一つと言えると思います。

この様にテルミでは、あらゆる角度から市場を分析し、商品開発、サービスの向上に取り組んでいます。何かお悩みや、ご相談のある不動産オーナー様は是非お気軽にご相談いただければと思います。
たいと思います。

結論として、この様なマーケティング活動は現在のビジネス戦略には、必要不可欠となり、マーケティング理論なしでは、経済活動は成り立たなくなっています。

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焼きそば克

7月にオープンした、「焼きそば克」さんです。焼きそば専門?とても気になりませんか?ということで、取材してきました!香川県出身のオーナー克さん。学生時代は京都で過ごし、25歳でダンスに出逢いダンサーの道へ。プロのダンサーとして活躍する傍らで飲食店勤務の経験を経て、いつかお店を出そうと決めていたそうです。関東の人に関西仕込みの「粉もん」の美味しさを伝えたい!(粉もん=小麦粉を使った食べ物。)作り置きをせず出来たてを提供したい!という想いから、焼きそばと丼を選んだそうです。店内には券売機があり、先に購入するシステム。テイクアウトメインですが、席が3席ありますのでお店で食べることもできます。イートインだと、スープがついてきますよ♡これがまた美味しい、、、ランチタイムはもちろん、お酒も販売しているので会社帰りに立ち寄っていく方も多いそうです。


にんにく旨丼 & 焼きそばwithたまご

オーナーオリジナルの出汁の効いた焼そばに鰹節がフワリ。オプションの目玉焼きを追加してみました。焼きそばと目玉焼きを一緒に食べるのって新鮮です。ボリューム満点だし、味もまろやかになる~!!国産の新鮮な野菜に、こだわりのもちもち太麺。これはクセになる美味しさです。丼は「豚キムチ丼」と香川県産にんにくをふんだんに使った「にんにく旨丼」があり、味やスタイルを日々研究しつつ、改良しているそうです。豚キムチ丼とにんにく旨丼では使用しているお肉の厚みが違うのもポイント!味の絡み方、食べ応えを考えて作っているのがよくわかります。是非是非、焼きそばと丼の食べ比べをしてみてあなたのお好みを教えてください!ブラックミュージックのかかる店内でお待ちしております!
気軽にオーナーに話しかけてみてくださいね♪


豚キムチ丼withたまご

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社長コラム

「企業の地方移転が意味するもの」

皆様こんにちは。先日、富士通が2024年に本社を港区から川崎市へ移転すると発表しました。コロナの影響でリモートワークが普及したことが主な要因とのことですが、富士通に限らず、NTT、小田急電鉄、横浜ゴム等が東京から近郊へ一部または全ての本社機能を既に移転しています。皆様も人材派遣大手のパソナグループが淡路島に本社機能を移転し従業員の家族の転居も支援すると発表し話題になったのは記憶にあるのではないでしょうか。
このように企業の地方移転が続く背景には自治体の企業誘致(補助金や税優遇)の努力の賜物もありますが、やはり先に述べたリモートワークの普及が大きいと思います。利益を生まない本社業務がリモートで出来るのであればわざわざ家賃の高い都心にオフィスを構える必要がないのです。自社ビルなら尚更で、現在の都内のホテルの価格はコロナ前の単価を大きく上回っており、この都心の過熱ぶりを考えると自分で使うより人に貸して稼いでもらう方がはるかに経営の面でも有益です。従業員のモチベーションUPや新卒の採用という面では本社が都心にあるメリットもあるかと思いますが、それも少し古い考え方なのかもしれません。見方を変えれば少し大げさですが首都直下型地震等へのリスク分散もあるでしょう。
少し話が逸れましたが、私が考えるこれら企業の地方移転が意味するものとは、
「都心は住んだりオフィスワークするところではなくなる」という事です。
表のマーケティングについての記事でも触れておりますが、まさにベッドタウン埼玉の本領発揮となるわけです。この先日本の人口減少は明らかです。既に空き家増加も社会問題化しており、マンションを建てれば人が入った時代はとうに終わりを迎えました。日本中の賃貸管理会社が入居者の囲い込みに躍起になる中、こうした状況はテルミのように埼玉に拠点を構える管理会社にとっては非常に大きい追い風となり得ます。
しかしながら、賃貸住宅の主なユーザーである20~30代の人材は企業が最も囲い込みたい世代でもありますので、物件づくりは若年層をターゲットにする必要があります。つまり、これからオーナ様の物件を管理するべきなのは、常識となったテレワーク需要にも応え、長時間いても快適な住環境を提供できる管理会社である必要があるのです。
テルミでは時流の変化を常にとらえ、築古物件の再生、お部屋の貸し方借り方の多様性への対応(家具家電付き物件、マンスリーマンション等)をはじめ常に快適なサービスを提供できるよう心掛けております。
不動産経営にお悩みのあるオーナー様は是非テルミにご相談ください!

社長  高田 晃


管理部 建設部のお仕事

不動産管理


新入社員インタビュー③

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会長の独り言

「上尾ハーフマラソン再挑戦!」

十一月十九日に上尾市のハーフマラソン大会が今年も開催されます。新型コロナウイルスの感染が始まって二年間中止しておりましたが、昨年に復活し私も出場予定しておりましたが、直前に風邪をこじらせて残念ながら参加できずにおり、社長の息子との直接対決がかないませんでした。

社長は相変わらずトレーニングに励んでおり、順調に鍛えているようです。私は最近会長職になり以前ほど体を鍛えなくなり、どうしようか悩んでおりましたが、今一度ハーフマラソンに挑戦することを決めました。六七歳になり少々体力の衰えを感じつつ、まだまだやれるというところを見せなくては?と感じている今日この頃です。
仕事においても、任せる部分は任せ私でないと駄目な部分はまだたくさんありますので、気を抜くわけにはまいりません。

今一度自分に鞭を打って頑張る所存です。しかしながら、マラソン大会出場は四年ぶりになり体力と脚力が21キロの距離を完走できるかどうかは不安がありますので、完走できないときはご勘弁ください(笑)!

でも23年間継続してきた実績はあります。いくつになっても挑戦することは大切だと思いますので、どうか温かいご声援よろしくお願いいたします。

新しいテルミも常に挑戦し続ける会社でいることを、社長と共にここに誓います。

高田 龍美


編集部から

2023年10月7日〜12月10日、第3回となる「さいたま国際芸術祭2023」が開催されます。「さいたま国際芸術祭とは、さいたま市を舞台に3年に一度開催される芸術の祭典。2016年に初回開催以来、文化芸術を活かした地域の活性化や都市の魅力向上を目指し、国内外のアーティストとともに展開している。」(HPより。)私は前回初めて行ったんですが、アートの世界に自分も参加しているようでとても楽しかった!表現することって正解がなくて、これってこうなんじゃないかとか自分で考えることができるのが好きなんです。今年は、音楽ライブ、パフォーミング・アーツの公演、映画上映などもあるそうで、今からとっても楽しみ。みなさんも是非、さいたまでアートを感じられるこの機会をお見逃しなく!

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